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・山を切り開いて母を救う
   華山は、「西岳」とも言い、我が国で有名な五岳の一つで、陝西省華陰市の境界内に位置し、西安まで 120 キロメートル離れます。それは南に秦嶺をつなぎ、北に黄河・渭水を見下ろし、大西北が中原を出入りする戸口を拠って守っていて、もとから「奇・険天下第一山」との称があります。
   華山は一つの完備していて大きい花崗岩から構成したので、その歴史は1.2 億年前にさかのぼることができます。《山海経》に「太華の山、削って成って四方で、その高さが五千仞、その広さが10リ。」と記載しました。今の華山は東、西、南、北、中と五つの峰があり、主峰としては南峰の「落雁」、東峰の「朝陽」、西峰の「蓮花」があり、三つの峰が鼎立します。「勢いは白い雲の外で飛び、影は黄河の中に倒れる」、人々に「天外の三峰」と称されます。その他、「雲台」、「玉女」二つの峰が側に補佐して、36ヶ小さい峰が前に並び、虎が蹲り龍がとぐろを巻いているように険しくて、気象はうっそうとしています。山上の気候がよく変わるため、「雲の華山」、「雨の華山」、「霧の華山」、「雪の華山」との美しい景色を形成して、人に仙境に来たような感じを与えて、西京の王気がここに結んだとも言えます。
   華山は中華民族文化の発祥地の一つで、清朝の有名な学者である章太炎先生の考証によると、「中華」、「華夏」は全て華山のために名を得たのです。《尚書》には華山に関する記載があり、《史記》にも黄帝、尭、舜が華山を巡礼する記述があります。秦の始皇帝、漢の武帝、則天武后、唐の玄宗など10数名の帝王もかつて華山で大規模な祭祀活動を行ったことがあります。
   華山は道教の勝地で、「道教の第四洞天」との称があります。道教の達人が輩出して、その中はさらに陳摶、?大通、賀元希が最も有名です。山上は72個半の懸空洞と20ヵ所あまりの道観が現存して、その中は玉泉院、東道院、鎮岳宮が更に全国重点の道教の宮・観とされました。
   華山に無数な有名人の足跡を駐留して、無数なストーリと古跡も残しました。隋・唐以後、李白、杜甫などの文化人が華山を詠じる詩歌、碑記と遊記が千編以上あり、懸崖の彫刻が千ヵ所に達します。漢時代の楊宝、楊震から明・清時代の馮従吾、顧炎武などまでの多くの学者が、かつて華山の諸谷に隠遁して、私塾を設けて弟子を教え、一時は盛観を呈していました。華山の多いストーリの中で、最も広く伝わっているのは「巨霊が山を切り開く」、「沈香が山を切り開いて母を救う」、「簫を吹いて鳳凰を引いてくる」などの神話のストーリです。華山はまた中国で九つの日の出を見る所の一つです。華山で日の出を見る所は華山の東峰(朝陽峰)に位置して,日の出を見ることに一番良い場所は朝陽台です。華山で有名な観光地区・名所が210ヶ所あまりに達して、空高く架設した「長空桟道」、三つの側も空に臨む「鷂子翻身」、および断崖絶壁に切り開いた千尺幢、百尺峡、老君犁溝などがあります。その中に「華岳仙掌」は関中八景の第一であるとされました。
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